着物の仕立て・お直し・クリーニング
アシスターの松井です。
ちょうど今くらいの冬の時期に
行われる着物のメンテナンス方法がございます。
虫干し【むしぼし】
と言いまして
衣類,書籍,調度などを箱から取出し,
日光に当て,風を通して湿りけやかび,虫の害を防ぐこと
コトバンクより
着物にとって湿気は大敵なので、
タンスにしまいきりのきものや帯は、
点検の意味も込めて
最低でも年に一度は虫干しを行い、
風通しを良くして害虫を取り除くとともに、
カビ・変色を防止することが必要です。
1月中旬から2月いっぱいくらいまでの虫干しは
寒干し
と言いまして、着物の湿り気を抜くために行います。
寒干しのやり方
①1週間ほど晴天が続いて乾燥した冬の日
↓
②きものを一枚づつ衣紋掛けに掛け
正午を挟んだ4時間程度
直射日光の当たらない風通しのよい部屋で干します。
↓
③きものの汚れや綻び、
虫食いなどをチェックし、
問題がある場合は早めに処置をします。
↓
④ついでにタンスの引き出しや
衣装ケースの中の掃除も
合わせて行うとより効果的です。
中敷きの紙なども新しいものに換えておきます。
簡単に要約すると
風通しの良い日陰に着物を干して
タンスのお掃除して
たとう紙や中敷の紙も変えることです。
着物を大切に着て
子や孫の代まで受け継げるようしたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。